岩手出身・那須川「いろんな思い背負って」ロンドンへ

[ 2011年4月12日 11:00 ]

ロンドンへの出発を前に記者の質問に答える那須川瑞穂

 今夏の世界選手権(大邱=韓国)代表選考会に指定されたロンドン・マラソン(17日)に出場する女子の6選手が12日、ロンドンへ向けて出発前に成田空港で取材に応じ、2008年北京五輪代表の中村友梨香(天満屋)は「準備期間が延びたと思ってやった。世界選手権、五輪に出たい気持ちが強いので頑張りたい」と意欲を語った。

 東日本大震災の被害を受けた岩手県奥州市出身の那須川瑞穂(ユニバーサルエンターテインメント)は「地元から応援の声をもらっている。いろんな人の思いを背負い、走りきりたい」と言葉に力を込めた。

 世界選手権の代表選考は3月13日に開催予定だった名古屋国際女子マラソンが最後のレースに指定されていたが、直前に発生した東日本大震災の影響で中止となり、海外の3大会が代替選考会となった。

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2011年4月12日のニュース