大器1年生FB山沢が1T7G!深谷、完封突破

[ 2010年12月28日 06:00 ]

前半14分、深谷の山沢がトライを決め、大器の片りんを見せた

 【全国高校ラグビー・深谷59―0倉吉総合産】深谷(埼玉第2)は横田監督が「将来の日本代表SO間違いなし」と期待する1年生山沢拓也がFBで先発し、1トライ7ゴールと活躍した。1メートル78、78キロの体格と飛距離の出るキックが魅力。14―0の前半14分にライン参加からトライを奪い、50メートル走6秒2の快足と当たりの強さで約50メートルの突破を2度披露した。指揮官は「FBにケガ人が出て山沢にやってもらった。彼が後ろに控えていると落ち着ける」と信頼を寄せる。

 熊谷東中時代まではラグビーよりもサッカーで活躍した。高校進学時には武南(埼玉)、流通経大柏(千葉)、山梨学院大付の全国優勝高など6チームから誘いを受けた逸材。横田監督から「一緒に頑張ろう」と手紙をもらってラグビー1本に絞った。山沢は「緊張しないで楽しめました。自分の武器のランでチームを花園で初めて年越しさせたい」と意気込んだ。

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2010年12月28日のニュース