全日本スプリント 羽賀、小平が総合トップ、加藤は棄権

[ 2010年12月28日 16:25 ]

男子1000メートルで、1分13秒51のリンク新で優勝し、総合首位に立った羽賀亮平

 スピードスケートの全日本スプリント選手権第1日は28日、盛岡市の岩手県営スケート場で行われ、総合で男子は羽賀亮平(日大)が72・905点で、女子は小平奈緒(相沢病院)が80・150点で首位に立った。ともに初優勝を狙う。

 羽賀は500メートルで3位、1000メートルは1分13秒51のリンク新記録で1位だった。2連覇を狙う長島圭一郎(日本電産サンキョー)は1000メートルで6位と振るわず、総合2位。5秒91で500メートル1位の及川佑(大和ハウス)が総合3位につけ、加藤条治(日本電産サンキョー)は500メートルで4位となった後、体調不良のため棄権した。

 小平は500メートルで2位だったが、1000メートルは1分20秒30のリンク新で1位。500メートルでトップの39秒73を出した辻麻希(十六銀行)が総合2位につけ、16歳の高木美帆(北海道・帯広南商高)が総合3位で続いた。
 大会は来年1月の世界スプリント選手権(ヘーレンフェイン=オランダ)などの代表選考会を兼ね、2日間で500メートルと1000メートルを2レースずつ滑って総合得点を争う。

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2010年12月28日のニュース