新師匠の下で初稽古 白鵬「自分は頑張るだけ」

[ 2010年12月28日 13:37 ]

部屋前で報道陣に囲まれる新しい宮城野親方(中央)

 日本相撲協会の勧告を受け入れて師匠が交代した宮城野部屋は28日、東京都墨田区の同部屋で、新たに師匠になった宮城野親方(元幕内竹葉山)の下で初の稽古(非公開)を行い、横綱白鵬らが汗を流した。

 宮城野親方によると、稽古後にはミーティングが行われ、週刊誌での八百長告白報道の引責で師匠から退き、部屋付きとなった熊ケ谷親方(元十両金親)が、弟子たちを前に謝罪したという。

 宮城野親方は「(弟子には)こういうふうになったからよろしくという感覚。1人でも2人でも関取衆を増やしたい」と抱負を語った。白鵬は師匠交代に「自分は稽古に精進して頑張るだけ」と話した。

 また熊ケ谷親方が婿養子として入った元宮城野親方(元小結広川=故人)一族の所有物である部屋の建物も引き続き使用できる見通しという。

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2010年12月28日のニュース