決勝はナダルVSモンフィス/ジャパン・オープン

[ 2010年10月10日 06:00 ]

 テニスの楽天ジャパン・オープン第6日は9日、東京・有明テニスの森公園で行われ、男子シングルス準決勝は世界ランキング1位で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)がビクトル・トロイツキ(セルビア)に競り勝ち、同15位で第5シードのガエル・モンフィス(フランス)はラデク・ステパネク(チェコ)に快勝。ともに初優勝を懸けて10日に決勝を戦う。下部ツアーの女子シングルス準決勝では森田あゆみ(キヤノン)が土居美咲(ミキハウス)をストレートで下し、決勝に進んだ。

 <ナダル2時間38分熱闘制した>試合終盤に流れが二転三転する展開をナダルが制した。最後にトロイツキのショットがラインを越え、2時間38分の熱戦に終止符が打たれると、何度もガッツポーズを繰り返した。第3セットのタイブレークでは2度、マッチポイントを握られただけに「勝利を疑う気持ちもあった。非常に厳しい接戦だった。勝てたのは幸運だった」と安どの表情を浮かべた。時速210キロ近いサーブで18本のエースを奪うなど進化が止まらないナダル。日本での初タイトルにあと1勝とした。

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2010年10月10日のニュース