織田が今季初戦/近畿選手権

[ 2010年10月10日 21:32 ]

 2月のバンクーバー冬季五輪に出場したフィギュアスケート男子の織田信成(関大)が10日、大津市の滋賀県立アイスアリーナで開催中の近畿選手権で今季初戦を迎え、ショートプログラム(SP)に臨んだ。

 黒が基調で右腕に赤と銀のスパンコールが入った衣装を身にまとい、序盤の3回転―3回転の連続ジャンプは成功。だが途中のトリプルアクセル(3回転半)で転倒するなどミスが目立った。SPは64・27点で、67・02点の町田樹(関大)に続いて2位。「かなり緊張してステップとかでよろめいてしまった。でも調子としてはすごくいい感じ」と笑顔で話した。
 織田は五輪が7位、世界選手権がSP28位でフリーに進めず、昨季を不本意な成績で終えた。今季は心機一転、ジュニア時代に師事したカナダ人のリー・バーケル・コーチの指導を再び受けながら飛躍を目指す。

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2010年10月10日のニュース