ボルトが負けた…でも「今季は楽に過ごすシーズン」

[ 2010年8月8日 06:00 ]

2年ぶりに敗れたボルト(右)と、勝利したゲイ

 陸上のダイヤモンドリーグ第11戦DNガランは6日、ストックホルムで行われ、男子100メートルで北京五輪短距離3冠のウサイン・ボルト(ジャマイカ)は9秒97に終わり、今季自己最高の9秒84をマークしたタイソン・ゲイ(米国)に完敗して2位だった。

 ボルトが100メートル決勝で敗れるのは08年7月のDNガランでアサファ・パウエル(ジャマイカ)に次ぐ2位となって以来2年ぶりで、北京五輪後では初めて。
 今季は左アキレス腱の故障に苦しんでいるボルトはスタートから伸びを欠き、中盤からゲイに離された。「自分にパワーを感じなかった。力強さがないんだ」。それでも23歳のスーパースターは「今季は楽に過ごすシーズン。今季僕に勝てなければ来季も勝てない。なぜなら来年は世界選手権があるからさ」と言ってのけた。

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