大会記録に迫った宮本 オレンジ色のボールで目立つ

[ 2010年8月8日 08:55 ]

第3ラウンド、好スコアをマークし、通算5アンダーで10位に浮上した宮本勝昌

 【ブリヂストン招待】会心の一日を終えた37歳を、18番に控えるアナウンサーが「後半29をマークした宮本勝昌選手です」と紹介した。沸き起こった拍手に破顔一笑。ハーフの大会タイに加え、62は大会記録にあと1と迫るスコアだ。「夢のよう。信じられない」

 第2ラウンド後のパット練習にきっかけがあった。「誰かが練習に使った白い線が残っていて、それで目線(の方向)を修正できた」。2番で4メートル、3番で6メートルのバーディーパットを沈め勢いに乗り、相乗効果でショットも向上。17番(パー4)ではバンカーからの第2打を、直接カップに入れた。「すごい歓声をもらい、興奮した」とイーグルの余韻に浸った。
 米国では売っていないオレンジ色のボールが目立ち、米メディアの質問が集中。大会スポンサーでもある契約メーカーもしっかりアピールし、笑いが止まらない。快活な日本ツアーの元選手会長は「百点満点。最終日が心配です」とおどけた。(共同)

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2010年8月8日のニュース