真央は基礎特訓中「まだ自分のものになっていない」

[ 2010年8月8日 17:54 ]

フィギュアスケートの強化合宿で練習する浅田真央

 バンクーバー冬季五輪女子銀メダルの浅田真央(中京大)や、男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)らが参加したフィギュアスケートの強化合宿が8日、愛知県豊田市の中京大アイスアリーナで報道陣に公開され、ルッツなどジャンプに重点を置いた練習に取り組んだ浅田は「まだジャンプが自分のものになっていない。癖を出さずにきちんと跳びたい」と課題を挙げた。

 浅田は6月から、トリノ冬季五輪優勝の荒川静香さんらを育てた長久保裕コーチにジャンプの指導を受けている。既にショートプログラム(SP)、フリーとも新たな使用曲が決まっているが「まず基礎をしっかり固めなければ、プログラムもできてこない」と、ジャンプを特訓している。また、タチアナ・タラソワ前コーチの後任については「まだ決まっていません」と話した。
 表現力を磨くことに取り組む小塚は「ショートもフリーも気に入っている。4年後(のソチ冬季五輪)に向けて、右肩上がりでいければ」と手応えを口にした。

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2010年8月8日のニュース