冷や汗突破も…遼くん「追いつけそうにない」

[ 2010年5月29日 06:00 ]

ラウンド前に棄権した青木と握手する石川遼(左)

 【ダイヤモンドカップ第2日】この日ばかりは後輩に頭が上がらなかった。同世代の選手とツアーで優勝争いするのが夢だったという石川は、2大会連続予選落ちこそ免れたものの48位。

 「今週はせっかく洋佑がいいプレーをしてるのに、僕が追いつけそうにない。申し訳ないと思うけど、最終日に追いつけるように頑張らないと」と決勝ラウンドに向けて気合を入れ直した。
 100位から巻き返しを誓った2日目も、カットライン付近で一進一退の展開。スタート前には同組の青木功が腰痛のために棄権し、兼本と2人でのラウンドになった。前の組との間隔が詰まり「待ち時間が苦しくて1日が長く感じた」と微妙にリズムも変わった。 5番パー5では2打目を1メートルにつけてイーグルを奪い、13番パー4ではあと50センチで1オンという会心のドライバーショットもあったが、チャージにはつながらなかった。

 ▼棄権青木功 初日が終わってから腰の調子がおかしくなった。年齢を忘れて若い人と競争しちゃったからかな。(腰痛でスタート前に棄権も、同組の石川、兼本を1番のティーショットまで見送る)

 ▼48位中嶋常幸 同組の晋呉と丸ちゃんに「お帰りなさい」と言ってもらえたのが何よりうれしかった。(交通事故からの復帰戦で予選突破)

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2010年5月29日のニュース