「親方から現金預かり購入」とマネジャー証言

[ 2010年5月29日 06:00 ]

 大相撲名古屋場所で現役親方が手配した維持員席の券を指定暴力団山口組弘道会幹部らが入手、観戦していた問題で、木瀬親方(40=元幕内・肥後ノ海)のマネジャーの男性が28日、「親方から預かった現金で案内所で買った。券は親方に渡した」と認めた。

 愛知県警によると、木瀬親方は当初、清見潟親方(64=元幕内・大竜川)を通じて券を入手していたが、07年ごろ、清見潟親方が体調を崩したため、自分のマネジャーに依頼したり、自らが購入したという。
 マネジャーは原資については「知らない」としたが、県警の調べでは、木瀬親方に券の手配を依頼した自称コンサルタント業の50代男性側が親方に金を渡したとされる。昨年は、男性側が2席分約74万円(場所期間の15日間通し)を支払った。

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2010年5月29日のニュース