帝京大FWが“ワセダの法則”封じる!

[ 2009年1月10日 06:00 ]

 【全国大学ラグビー選手権】初優勝を目指す帝京大はFW戦を制し、早大に12季ぶり3度目の屈辱を与えるつもりだ。早大が同一年度に対抗戦と大学選手権で同じ相手に敗れたのは70年度の日体大、96年度の明大だけ。ゲーム主将を務めるCTB井本(4年)は「自分たちのラグビーをすれば優勝できる」と自信満々に話した。昨年11月の対抗戦ではFW戦を支配しており、No・8野口(3年)は「FWで優位に立てればゲームを楽に進められる。相手の豊田主将を仰向けに倒しますよ」と宣言。早大はFWを操るSH滑川(1年)をつぶしにかかる作戦だが「僕ら8人が彼を守ります。ワセダに指一本触れさせませんよ」と頼もしい。

 9日は冷たい雨が降る中、セットプレーの確認など1時間の練習。ジャージー授与式で岩出監督から「最高の準備はできた。最高のパフォーマンスで最高の結果をつかもう」とゲキを飛ばされたメンバーが、創部39年目で初の栄冠を目指す。

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2009年1月10日のニュース