不慣れ…微妙に狂った“斬り込み遼隊長”

[ 2009年1月10日 06:00 ]

16番でバーディーパットをはずし悔しがる石川遼

 【ゴルフ ザ・ロイヤル・トロフィー第1日】第1組で“斬り込み隊長”の役割を期待されていた石川遼だが、不慣れなマッチプレー形式に団体戦の緊張感も重なって微妙にプレーを狂わせた。12番パー4の2打目は、右にこすったような球でバンカーの目玉に。続く13番でも1Wは右の池。直後に「いつもとちょっとスイングが違うぞ」と谷口徹に指摘された。いずれも自ら5メートルのパットを沈めてピンチを切り抜けたが、無意識のうちに力みが生じていた。ちなみに浮き島グリーンがある名物ホール、8番パー3は谷口が1オンし、石川のバーディーパットは惜しくも外れてパーだった。

 マッチプレー形式は、中3の時に米国のジュニアの大会で一度経験しただけ。谷口いわく「マッチプレーはどうしても力が入る。やっぱり経験が大事」。石川は「マッチはストロークプレーよりも流れが変わりやすい。チーム戦なので気合が空回りした部分もあった」と難しさを痛感していた。

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