伊達16強へ「体力だけは心配ない」

[ 2008年11月11日 06:00 ]

 テニスの全日本選手権第2日は10日、有明テニスの森公園で行われ、16年ぶりの出場となった女子シングルス第7シードのクルム伊達公子(エステティックTBC)は初戦の2回戦で加藤茉弥(フリー)を6―2、6―0で下しベスト16入りした。昨年覇者で第1シードの中村藍子(ニッケ)も2回戦で田中優季(早大)に6―2、6―1で勝った。男子シングルスでは2001年、04年優勝の寺地貴弘(旅ポケドットコム)、高校総体を制した神奈川・湘南工大付高の守屋宏紀(荏原SSC)らが2回戦へ進んだ。

 前日の女子ダブルスで白星発進したクルム伊達は、シングルスでも圧勝。「まだ確固たる自信があるわけでもないが、体力だけは心配ない」と意欲的に話した。緩急のあるプレーに加え、相手のダブルフォールトも多かった。大ベテランは「自分にいい意味で期待し、1日でも長くいたい」と笑顔を絶やさなかった。

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2008年11月11日のニュース