魁皇4日目から休場も 引退は否定

[ 2008年11月11日 20:18 ]

 【大相撲九州場所】右ふくらはぎに不安を抱える大関魁皇が、3日目(11日)の若の里戦で今度は左上腕を痛め、4日目から休場する可能性が出てきた。

 立ち合いで当たった時に負傷。腕を押さえたまま下がり、土俵下まで転げ落ちた。風呂から上がると氷で冷やし「激痛が一瞬走った。前とは違うところ。がっつりと切れたような気もする」と険しい表情で話した。

 満足な相撲が取れない上に新たなけがが加わり「気持ちはまだ切れていないけど、体が動かないのはどうしようもない」とつぶやく。一気に引退かと聞かれると「ない、ない」と否定。「こんな中途半端な状態では納得できない。最後は力を出し切ってからじゃないと」と強い口調で話した。

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2008年11月11日のニュース