時津風部屋の兄弟子に3年6月など求刑

[ 2008年11月11日 06:00 ]

 時津風部屋の序ノ口力士、時太山=ときたいざん=(当時17、本名・斉藤俊=たかし=さん)が暴行を受けて死亡した事件で、傷害致死罪に問われた伊塚雄一郎(26)ら兄弟子3被告の論告求刑公判が10日、名古屋地裁で開かれた。

 検察側は「被告は元親方に命じられるまま、怒りの感情をあらわにし、執拗(しつよう)に激しい暴行を加えた。通常の稽古を逸脱していると認識していた」などとし、伊塚被告と木村正和被告(25)に懲役3年6月、藤居正憲被告(23)に懲役3年を求刑した。

 弁護側は最終弁論で「親方の存在と指示は絶対的で、被告は従わざるを得なかった」と、暴行は元親方の山本順一被告(58)=同罪で起訴=の指示によるものと主張。執行猶予付き判決を求めた。相撲協会は3人の有罪が確定した時点で解雇することを決めている。

 ▼武蔵川理事長 詳しく聞いていないので分からない。判決を待つしかない。

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2008年11月11日のニュース