すし石垣 競艇・山室とのコンビで3位浮上

[ 2008年11月1日 06:00 ]

1番、ティーショット後、打球の行方を追う、すし石垣

 【マイナビABCチャンピオンシップ第2日】名コンビですし石垣が3位に浮上した。前半は1バーディー、2ボギーだったが、エンジンがかかった後半にボギーなしの4バーディーを奪い、初日の10位から一気に順位を上げた。

 開口一番、「キャディー様々です」と隣をちらりと見て笑った。キャディーを務めたのは競艇選手の山室展弘。10年来の知り合いで、約3年ぶりにキャディーを頼んだ。「超トップ選手だし、得ることが多い。いいことばっかり考えているし、無駄のないように一打にベストを尽くしているからね」と異業種のトッププロからプラス思考を伝授してもらったという。

 2週前の日本オープンでは、片山晋呉からプレッシャーのかかる3日目、最終日を意識した練習をするようにとアドバイスを受けた。どん欲な34歳は素直に教えを吸収して、初優勝を目指す。

 ≪深堀が単独首位≫苦手と自認しているコースで深堀が連日60台を出し、単独首位に立った。ティーショットをフェアウエーに運んだのは初日が4回、この日は6回。左右にばらけたが、高速グリーンを攻略した。40歳になったが、元アナウンサーの晶子夫人お手製の健康ドリンクで健康管理をしてきた。夫人の父が開催コースのメンバーという縁もあり、05年以来の優勝へ、秘した気持ちは強い。

続きを表示

2008年11月1日のニュース