石井抜きの国士舘大2回戦突破

[ 2008年11月1日 18:21 ]

 男子7階級で争う柔道の全日本学生体重別団体優勝大会第1日は1日、兵庫県の尼崎市記念公園総合体育館で2回戦までを行い、3連覇を狙う国士舘大、東海大、明大、天理大、近大などが順当に勝ち上がった。前日の10月31日に全日本柔道連盟に対し、強化指定選手の辞退届を提出した北京五輪男子100キロ超級金メダリストの石井慧(国士舘大)は出場しなかった。

 ≪石井がスーツ姿で応援≫全柔連の強化指定を外れ、総合格闘技行きが決定的な石井は試合には出場せず、スーツ姿で観客席から応援した。
 一昨年と昨年は自身が原動力となって国士舘大を優勝に導いた。3連覇に挑むチームに向け「精神的にも、肉体的にも、技術的にも自分を上回る人はいない。みんな頑張ってほしい。ぼくは声を出すだけです」と話した。3日に大阪市内で記者会見し、総合格闘技への転向を正式に表明する。

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2008年11月1日のニュース