さくら Wパーにも負けず1アンダー

[ 2008年11月1日 06:00 ]

18番、ティーショットを放つ横峯さくら。1アンダー9位タイでホールアウトした

 【樋口久子IDC大塚家具レディース第1日】横峯らしい波の激しいラウンドだった。バーディー発進したと思ったら、5番パー4でずっこけた。「足元はそんなに硬くないと思ったのに打ってみたら硬かった」。グリーン手前バンカーからの3打目、フェースを開いたSWが硬く締まった砂にはじかれて“ホームラン”。これがOBとなると、打ち直しの5打目も反対側のバンカーに入れ、6オン2パットのダブルパーだった。1ホールでの4オーバーは05年に2度記録して以来の大叩きだった。

 頭に血がのぼって続く6番もボギーだったが、ジョン・キャディーと「まずは残り3ホールで2オーバーに戻そう。後半に入ったらイーブンを目指そう」と具体的に目標を立てて気持ちを切り替えた。その後は5バーディーを奪うチャージを見せて1アンダーの9位までばん回。「4オーバー打ったのにアンダーパーで回れて自信になりました」と手応えを強調しつつも、どこか喜びきれない様子だった。

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2008年11月1日のニュース