大友愛が山本になってコートに帰ってきた!

[ 2008年11月1日 17:55 ]

<久光製薬・日立佐和>第3セット、スパイクを放つ久光製薬の山本

 184センチの長身を生かしたプレーに全盛時ほどの切れ味はなかったが、忠実なブロックとつなぎで役目を果たした。アテネ五輪に出場し、結婚と出産を経て3季ぶりに現役復帰した久光製薬の山本(旧姓・大友)愛は「緊張で自分のプレーはできなかったが、周りに支えられた」と再出発での勝利に安心した様子だった。

 リーグ一の選手層を誇る久光でセンターの開幕スタメンを確保。4セットとも先発出場し、スパイクで6点、ブロックで1点を記録した。
 代表の中心選手だったが、2006年1月に結婚と妊娠を発表した。当時所属したNECを退職し、同年出産した。久光の真鍋監督から入団を勧められ続けたことし3月に「復帰するならいましかない」と決意し、練習を再開した。
 2歳の長女美空ちゃんが復帰戦を見守った。久々にリーグ戦の緊張感と勝利の喜びに浸った26歳は「自分のプレーを取り戻し、もっとチームに貢献したい」と決意を新たにした。

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2008年11月1日のニュース