「日韓定期戦」の開催呼び掛け

[ 2008年1月29日 18:35 ]

 やり直しとなったハンドボールの北京五輪アジア予選に先立ち、日本、韓国のハンドボール協会幹部が29日に記者会見し、韓国協会のチョ・イルヒュン会長は「公正な審判員の下でフェアな試合が実施されるスタートの日」と位置付け、今後の日韓定期戦の開催を呼び掛けた。

 チョン・ヒョンキュン副会長は再予選開催を拒否するアジア連盟(AHF)が日本と韓国に資格停止など処分を科した場合、日本と協力して「東西を分離し、新しいアジア連盟の道を探していく」と述べ、中東を除いたアジア連盟の再編成を国際連盟(IHF)に求める考えを示した。
 日本協会の渡辺佳英会長は「日韓で協力し、将来的にアジアのハンドボール界を正常化させていきたい」と話した。
 国際連盟役員らも記者会見し、グリーン理事は「この再予選はとても歴史的だ。国際オリンピック委員会(IOC)の強い要請に従って開催する。IOCから課せられた任務を実行できる」と話した。
 アジア連盟の再編については「IOCのルールに従わなければならない。IOCは五つの大陸を認めている」とし、アジア内の分裂を認めることは難しいとの考えを示した。

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2008年1月29日のニュース