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先制弾の浅野 先発起用に応えた「上の人たちを脅かす存在になれるよう頑張る」

[ 2017年8月31日 21:46 ]

W杯アジア最終予選B組   日本2―0オーストラリア ( 2017年8月31日    埼玉 )

<日本・オーストラリア>前半41分に先制点を決めた浅野
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 来年開催されるサッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選が31日、埼玉スタジアムで行われ、日本(FIFAランク44位)はこれまでW杯本大会、予選を通じて1度も勝ったことのなかった強敵オーストラリア(同45位)を2―0で破り、1試合を残して6大会連続6度目のW杯出場を決めた。先発抜てきのFW浅野拓磨(22=シュツットガルト)が前半41分に先制点を奪い勝利に貢献した。

 DF長友佑都(30=インテル・ミラノ)の左クロスにフリーで左足を合わせて先制。「逆サイドで狙っていた。(長友)佑都さんが凄くいいボールを上げてくれたのでゴールを決めるだけでした」と振り返った。

 相手守備陣との駆け引きで、巧みに裏を突いた。「そこは僕の特長ですし、何とか勝利に貢献したいと思っていたので良かった」。

 先発起用について「常に試合に出る準備はしてましたが、ピッチに立つ以上は自分ができることを全て出して、見に来てくれた皆さんや応援してくれている皆さんに笑顔になれるように頑張った」と見事に結果を出した。

 後半37分にチーム2得点目を決めた21歳の井手口(G大阪)と20代前半の選手が活躍。「僕たちの世代がどんどん底上げしないといけない。もう若い世代ではないので、上の人たちをどんどん脅かす存在になれるように頑張ります」と今後に向けての意気込みを語った。

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