オーストラリア、自力でのＷ杯出場消滅「日本は勝利に値する試合をした」

Ｗ杯アジア最終予選Ｂ組   オーストラリア０―２日本 （ 埼玉 ）

＜日本・豪州＞後半、カーヒル（左から２人目）を激しくマークする山口（左）と吉田
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　Ｗ杯予選で２勝５分けと無敗だった日本に０―２で敗れ、自力でのＷ杯出場が消滅したオーストラリア代表のポステコグルー監督（５２）は「期待したような結果を得られずに落胆している。ボール保持はできたが、あまり効果的ではなかった。日本は勝利に値する試合をした」と肩を落とした。

　前半４１分に先制を許し、前半を０―１の劣勢で折り返し。後半に入ると、打撲のためベンチスタートだったエースストライカーのＦＷユリッチ（２６＝ルツェルン）を１６分に投入し、同２５分には過去日本戦で９戦５発と抜群の相性を誇るＦＷカーヒル（３７＝メルボルンＣ）もピッチに送り出したがゴールは割れず、後半３７分には決定的な２点目を失った。

　９月５日にはホームで行われる最終戦でタイと対戦するが、タイに勝ってもＷ杯出場は同日行われるサウジアラビア―日本戦（ジッダ）の結果しだいという厳しい状況。「とにかく勝たないといけない」と指揮官は必死に前を向いた。