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天敵カーヒル再び 過去9戦5発のベテラン先発へ!日本に脅威

[ 2017年8月31日 05:30 ]

W杯アジア最終予選B組   オーストラリア―日本 ( 2017年8月31日    埼玉 )

雨の中、軽快な動きを見せるカーヒル(中)
Photo By スポニチ

 オーストラリアの“日本キラー”FWカーヒルが、スタメン出場する可能性が急浮上した。この日、エースストライカーのFWユリッチが前日に続き練習に参加しなかった。練習は公式会見後に行われるため、ポステコグルー監督が説明する場はなく選手たちも取材エリアを通過せずにスタジアムを後にした。大一番へ向け、“かく乱作戦”の可能性もあるが、状態が不透明なユリッチに代役を立てる可能性は十分ある。

 カーヒルは日本戦で過去9試合5得点と抜群の相性を誇る。06年W杯ドイツ大会の1次リーグ初戦で逆転勝利に導く2得点を挙げるなど何度も日本の前に立ちはだかってきた。指揮官は国際Aマッチ100試合49得点という記録を引き合いに出し、「日本だけでなくどの国も彼を恐れている。彼が打ち立てたさまざまな記録が全てを物語っており、2試合に1回はゴールを決めている。大変、敬意を抱いている」と全幅の信頼を示した。

 勝ち点で並ぶサウジアラビアがUAEに敗れ、追い風が吹いたのはオーストラリアも同じ。だが、指揮官は「アプローチは変えない。勝てばW杯へ進むことができる」とあくまで勝ち点3を狙う姿勢を見せた。15年アジア杯を初制覇した好敵手。ベテランの登場が、決戦の鍵を握っている。

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2017年8月31日のニュース