×

長谷部 右膝リハビリ乗り越えW杯切符「日本中が一つになって獲った」

[ 2017年8月31日 21:48 ]

主将として奮戦したMF長谷部                                
Photo By スポニチ

 サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選が31日、埼玉スタジアムで行われ、日本(FIFAランク44位)はこれまでW杯本大会、予選を通じて1度も勝ったことのなかった強敵オーストラリア(同45位)を2―0で破り、1試合を残して6大会連続6度目のW杯出場を決めた。

 キャプテンマークを巻き、チームを勝利に導いたMF長谷部は「日本中が一つになって獲ったワールドカップの切符だと思います」と歓喜。主将として「ピッチに立ったメンバーだけではなく、2次予選から多くの選手、スタッフ、サポーターの皆さんと勝ち取った切符だと思う」と語った。

 今年3月に右膝を負傷し手術。この試合が昨年11月のサウジアラビア戦以来となる国際Aマッチ出場だった。「ケガをしてチームに迷惑をかけましたし、きょうの僕自身のプレーも危ない場面でボールを失った」と反省しながらも、「個人的には8月31日を目標にリハビリをやってきたので報われた」と充実の表情を浮かべた。

 最後は「予選を戦ったからといってワールドカップに出れるという選手は誰もいない。新たな戦いが始まると思うので、また頑張っていきたい」とW杯本番へ向けて気を引き締めていた。

続きを表示

2017年8月31日のニュース