香川　２戦ぶり先発 流血奮闘で「最大限のことやった」

Ｗ杯アジア最終予選 （ 2016年10月11日    オーストラリア・メルボルン ）

＜オーストラリア・日本＞相手に足をつかまれた香川
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　国際Ａマッチ２試合ぶりに先発復帰した香川は守備で奮闘した。トップ下でフル出場。前線からの献身的なプレスで相手ＤＦからのパスコースを限定すると、自陣深くに戻り体を張ってボールを奪う場面もあった。

　９月１日のＵＡＥ戦、同６日のタイ戦はフル出場したが、決定機を逃すなど低調なプレーに終始。今月６日のイラク戦は清武に定位置を明け渡し、出番がなかった。

　所属するドルトムントでも出場機会は激減中。自身、チームともにかつてない苦境の中、ピッチに立った。試合勘に不安が残る中、前半５分に左サイドから中央に切れ込み右足でクロス。小林の頭を目掛けて鋭いボールを送り好機を演出した。前半１２分には接触プレーで下唇から流血。泥臭く勝ち点１に貢献し「守備は徹底してできていた。失点はしたが、最後まで集中を切らさずに今できる最大限のことをやった」と振り返った。