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川崎F奈良 骨折で五輪絶望的 手倉森ジャパンに痛手

[ 2016年5月15日 05:30 ]

前半で負傷退場となりタンカで運ばれる川崎F・奈良

明治安田生命J1第1S第12節 川崎F3―1神戸

(5月15日 等々力)
 川崎FのU―23日本代表DF奈良竜樹(22)のリオデジャネイロ五輪出場が絶望的となった。14日の神戸戦で前半終了間際に相手FW増山と競り合った際に左のすねを強打し、そのままピッチに倒れ込んだ。

 自力で起き上がれずに担架でロッカールームに運ばれ、試合後はチームスタッフとともに病院へ向かい、精密検査を受けた。その結果、左脛骨(けいこつ)骨折が判明し、練習再開までに約4カ月と診断された。

 18日からのトゥーロン国際大会の参加辞退はもちろん、8月のリオ五輪出場も絶望的となった。奈良はU―23日本代表では、植田(鹿島)、岩波(神戸)とセンターバックのポジションを争い、チームに欠かせない戦力になっていただけに、五輪でメダルを狙う手倉森ジャパンにとっても大きな痛手となった。

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2016年5月15日のニュース