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浦和ついに首位陥落 本拠初無得点…収穫と課題のドロー 

[ 2016年5月15日 05:30 ]

<浦和・新潟>前半、ファールを受け倒れる浦和・興梠(右)

明治安田生命J1第1S第12節 浦和0―0新潟

(5月14日 埼玉)
 痛恨のスコアレスドローに終わった。浦和の連勝は4で止まり、1試合少ないとはいえ首位から陥落した。

 前半20分、FW興梠が自ら得たPKを中央に蹴り込んだが、新潟のGK守田の左足に阻まれた。右隅を射抜いた昨季ホーム戦の残像が残っていた興梠は「右か中央か迷ったことが(失敗に)つながった。あのPKを決めていれば勝っていた」と唇をかんだ。相手のハードワークに手を焼き、警戒していたカウンターを何度も許す展開。「イージーなミスが多く、スプリント回数も足りなかった印象」とペトロヴィッチ監督も苦い表情だった。

 今季のホーム戦に限れば初の無得点となったが、守備陣はホーム4試合ぶりの無失点。「勝ちきれなかったけど収穫はあった」と槙野。18日にホームで行われるACL・FCソウル(韓国)戦へ、収穫と課題が浮き彫りになる引き分けだった。

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2016年5月15日のニュース