千葉　熊本戦で６試合ぶり勝利　関塚監督「勝負は勝負としていい戦いをと」

＜千葉・熊本＞後半２９分、千葉・町田がゴールを決め喜ぶ

明治安田生命Ｊ２第１３節 千葉２―０熊本

（5月15日 フクアリ）
　千葉は３６日ぶりのリーグ復帰戦となった熊本に２―０で勝ち、４月９日の金沢戦（フクアリ）以来６試合ぶりの勝利を挙げた。

　後半１１分、ＭＦ町田也真人（やまと、２６）がシュートのこぼれ球を右足シュートで豪快に突き刺して先制。同２９分には相手ＧＫがゴール前でキックしたボールをかっさらった町田がそのまま無人のゴールに決めた。

　２得点をマークした町田は「色々な思いがあった中での試合だったんですけど、勝てて良かったです」と言葉少な。「中にいればボールがこぼれてくると信じて走りました」と１点目を振り返った。

　千葉にとってもメンタル面を含めて難しい試合となった１戦。関塚隆監督（５４）は「地震に遭われた中で、熊本さんは最後までよく走り抜いたと思いますし、また、地元に力を与えようという中で、我々もこれだけの千葉のサポーターのためにも勝負は勝負として、いい戦いを見せないといけない。そういうことで（選手を）送り出して、最後まで非常にいい戦いができたと思います」と静かに話した。