スアレス３発で得点王！バルサ　最終節でグラナダ下し２連覇達成

スアレスのゴールを喜ぶメッシとアルバ（ＡＰ）

リーガ・エスパニョーラ最終節 バルセロナ３―０グラナダ

（5月14日）
　リーグ首位のバルセロナは１４日、敵地での最終節グラナダ戦に３―０で勝利し、勝ち点を９１に伸ばし、２位のレアル・マドリードを振り切り２連覇を達成。ＦＷスアレスがハットトリックを達成するなど今季４０ゴールで得点王を獲得し、通算２４度目のリーグ優勝に花を添えた。

　試合は前半２２分、ＤＦジョルディ・アルバが左サイドをオーバーラップし、オフサイドラインギリギリでボールを受けるとペナルティエリアに侵入し、マイナス方向にグラウンダーのクロス。これをＦＷスアレスが右足で正確に合わせネットを揺らした。

　先制弾で勢いに乗るスアレスは同３８分にも追加点。ＤＦマスチェラーノからのロングフィードにＤＦダニエウ・アウベスが反応し、ゴールラインギリギリで追いつき中央へクロス。このボールにスアレスが相手ＧＫの前にすかさず飛び込みヘッドで流し込んだ。

　後半に入っても相手に主導権を渡さず、同４１分にはスアレスがこの日３点目となるゴールを決め勝負を決めた。

　バルセロナは今季、欧州ＣＬで敗退し２季連続の３冠達成とはならなかったものの、これで１冠獲得。８日後のスペイン国王杯セビリア戦でも勝利すれば２冠達成での“有終の美”となる。

　勝ち点１差に付けていたレアル・マドリードも２―０でラコルニャを下しだが、及ばなかった。