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U―23、またも怪我人 エース候補のヤングボーイズ久保まで代表辞退 

[ 2016年5月15日 21:25 ]

 日本サッカー協会は15日、トゥーロン国際大会(18日開幕、フランス)に出場するU―23日本代表に選出されていたFW久保裕也(22=ヤングボーイズ)が怪我のため参加を辞退し、代わりにJ2千葉のFWオナイウ阿道(あど、20)を招集すると発表した。

 久保の怪我の程度は定かではないが、手倉森誠監督(48)率いるU―23日本代表は今年に入ってから主力に負傷者が続出している。2月にDF室屋(FC東京)が左第5中足骨を骨折し、3月にはFW鈴木とDF松原(ともに新潟)がともに全治3カ月と診断。1月に行われたリオデジャネイロ五輪アジア最終予選で活躍したMF中島(FC東京)も4月に右膝内側側副靭帯損傷で全治5~6週間と診断され、トゥーロン国際大会に間に合わず。14日には、DF奈良(川崎F)が左脛骨骨折で全治まで4カ月を要することが判明し、8月のリオデジャネイロ五輪出場が絶望的となったばかりだった。

 18日に開幕するトゥーロン国際大会で日本は1次リーグB組に入り、21日にパラグアイ、23日にポルトガル、25日にギニア、27日にイングランドと対戦。五輪本番で3人まで認められる23歳以上のオーバーエージ(OA)枠を使わない最後の実戦で選手の絞り込みと選手同士の連携を図りたかった指揮官としては、またしても計算が狂う相次ぐ負傷離脱となった。

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2016年5月15日のニュース