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兄に続いた!清武3戦連発で熊本首位浮上 平繁1年ぶり弾「良かった」

[ 2016年3月26日 20:32 ]

明治安田生命J2第5節 熊本2―0長崎

(3月26日 長崎県立)
 好調の熊本が、12年まで3年間指揮した高木琢也監督(48)率いる長崎との九州ダービーで2―0と完勝。開幕から5戦負けなし(4勝1分け)とし、C大阪を抜いて第3節以来となる首位に返り咲いた。

 前半9分、MF清武功暉(25)の3試合連続ゴールで先制。24日の18年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選・アフガニスタン戦で1得点2アシストで4得点に絡んだ日本代表MF清武弘嗣(26=ハノーバー)を兄に持つ背番号10の活躍でリードを奪うと、同41分にはFW平繁龍一(27)がPKを決めて逃げ切った。

 平繁は開幕5試合目での今季初ゴールに「もうちょっと早く決めたかった」としながらも、「PKでしたけど、何とか決められて良かった」とホッとした表情。ゴールは昨年4月1日の徳島戦(うまスタ)以来360日ぶりで、昨年と同じ第5節でのゴールに「去年はコンディションを崩したり、色々苦しい時期もあったが、今年は怪我なくやれている。これからもっと得点を積み重ねていきたい」と気合を入れた。

 チームは開幕から5試合負けなし。C大阪を得失点差で上回り、単独首位に浮上した。「チーム全員がいい意識で守備も攻撃もできている。1戦1戦大事に大事に戦って、ポイントを積み重ねていきたい」と平繁。昨季13位のチームが“台風の目”に躍り出た。

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2016年3月26日のニュース