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C大阪、今季初失点で首位陥落 熊本が首位 山形&水戸が最下位に

[ 2016年3月26日 20:10 ]

明治安田生命J2第5節

 明治安田生命J2は26日、各地で第5節の11試合が行われ、C大阪が2―2で金沢と引き分け、開幕5連勝を逃して首位を陥落した。勝ち点13で熊本と並んだが、得失点差で下回り、2位に後退した。

 C大阪は前半4分、MFメネゲウのゴールで幸先よく先制したが、同26分にセットプレーからDFメンデスに頭で決められ、今季5試合目にして初の失点。後半18分、FW杉本の今季初ゴールで勝ち越したが、勝利目前の後半49分にMF関口が与えたPKをMF山藤に決められた。土壇場で追いついた金沢は開幕から5戦勝ちなしだが、今季2度目の連敗は免れた。

 熊本は2―0で長崎との九州ダービーを制し、開幕から5戦負けなしで第3節以来の首位に返り咲いた。前半9分、MF清武の3試合連続ゴールで先制。同41分にFW平繁が今季初得点となるPKを決めた。昨季J1昇格プレーオフ出場チームの長崎は開幕戦で勝利したものの、そこから4戦勝ちなしとなった。

 J3から昇格した町田は東京Vとの4年ぶりとなる“東京クラシック”を1―0で制し、4戦負けなしの3連勝で5位に浮上した。ドロー寸前の後半45分、FW鈴木孝が決勝ゴールを決めた。敗れた東京Vは今季初の連勝を逃した。

 岡山はFW押谷の先制弾とオウンゴールで北九州に2―0で勝ち、開幕から5戦負けなしの2連勝で3位に浮上。北九州は開幕戦勝利の後、これで4戦勝ちなしとなった。

 J1から降格したチーム同士の対決となった1戦は、清水が前半34分に挙げたFWデュークのゴールを守り切り、1―0で山形を退けた。敗れた山形は開幕から5戦勝ちなしの2連敗で、水戸と最下位タイで並んだ。

 札幌はFW都倉のPKを含む2得点などで京都に3―1と勝利。開幕から4試合連続ドロー中だった京都は今季初黒星で、開幕から5戦勝ちなしとなった。

 J1から降格した松本は打ち合いの末、J3から昇格した山口と3―3で引き分け。山口は後半42分に途中出場したFW原口がロスタイムの49分にゴールを決め、ドローに持ち込んだ。

 徳島は2―1で讃岐を下し、開幕5戦目にして今季初勝利。開幕4戦負けなしで前節2位と好調だった讃岐は今季初黒星で6位に後退した。

 岐阜は1―0で水戸に勝ち、開幕2連敗の後でV字回復の3連勝。敗れた水戸は、開幕から5戦勝ちなしの2連敗でついに最下位に転落した。

 上位対決となった千葉と群馬は両者譲らず、0―0で引き分け、横浜FCと愛媛も0―0で引き分けた。横浜FCのFW三浦はベンチ入りしたが、出場はなかった。

 J2は開幕から5試合を終え、未勝利は京都、愛媛、金沢、山形、水戸の5チームとなった。

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2016年3月26日のニュース