Ｕ―２３日本、大金星！中島＆南野弾でロンドン金のメキシコ撃破

＜日本・メキシコ＞前半、先制ゴールを決め南野（左）と喜ぶ中島

　リオデジャネイロ五輪に出場するＵ―２３日本代表は２５日（日本時間２６日）、ポルトガルのリオマイオールでＵ―２３メキシコ代表と国際親善試合を行い、２―１で勝利。ロンドン五輪金メダルの強豪から大金星を挙げた。

　日本は前半２分にＭＦ中島翔哉（ＦＣ東京）が先制ゴールを決めると、同３３分には南野拓実（ザルツブルク）もゴールを決めて２―０で前半を折り返し。後半２５分にメキシコに１点を返されたものの、その後の猛攻をしのいで逃げ切った。

　本大会のメンバー１８人を選考する上で重要な見極めの場となる今回の遠征。手倉森監督は強豪との対戦を前に、選手に「苦しむ準備をしろ」と話をしたというが、若きイレブンは苦しみながらも堂々の戦いを繰り広げ、勝利を掴み取った。

　２８日にはポルトガル１部リーグのスポルティングと練習試合を行う予定。

　▼手倉森監督の話　手応えを感じているし、選手たちにも感じてほしい。（本大会までに）可能性を高めていきたい。

　▼遠藤主将の話　まだまだメダルは見えていないけど、こういう試合を続けていければ、見えてくると思う。

　▼中島の話　前半はよかったけど、後半ももっと点を取れたはずなので、そこは反省したい。

　▼南野の話　メキシコ相手に自分たちのいいサッカーができたことは自信になる。