Ｕ２３代表４月合宿でメンバー“増量”　指揮官「全世代鍛える」

手倉森ジャパンはリオ五輪に向けた４月の合宿でメンバーを増量し、全世代を鍛える予定

　Ｕ―２３日本代表は４月の国内短期合宿（１１～１３日）ではメンバーの絞り込みを行わず、むしろ“増量”することが分かった。日本協会関係者によると、２６人程度を招集する予定。今回のポルトガル遠征では２２人を招集したが、さらに４人程度増やし、新戦力探しも視野に入れているもよう。

　Ｕ―２３日本代表は４月の国内短期合宿（１１～１３日）ではメンバーの絞り込みを行わ　本大会の出場枠はオーバーエージ（上限３人）を含めて１８人。本番まで４カ月となり、常識的に考えればメンバーを固めるために絞り込みを進めていく段階だが、手倉森監督が常々「この世代全体を鍛え上げていく」と、言っているように候補選手の底上げを図る。合宿中には今遠征に帯同できなかった選手と指揮官が個別面談を行う予定だという。

　合宿地は静岡県静岡市に決定し、最終日の１３日にはＪ２清水と強化試合を行うことも判明。清水の小林監督は手倉森監督が山形でコーチをしていた時の“上司”。お互いの手の内を知り尽くした相手との一戦でレベルアップを図る。