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FC東京、ACLプレーオフへ好仕上がり 城福監督迎え本格始動

[ 2016年1月17日 05:30 ]

本格始動となった16日の練習前、約1100人のサポーターを前に、あいさつする城福新監督

 FC東京が、チーム一丸となって“第一関門”を突破する。5年4カ月ぶりの復帰となった城福監督を迎え、16日に約1100人のサポーターが見守る中で本格始動。指揮官は「サポーターに温かいお声掛けをしてもらい、期待に応えたいとあらためて感じた」とタイトルへの強い意気込みを口にした。

 その中でまずターゲットとなるのが、今季公式戦初戦となる2月9日のACLプレーオフ。多くの選手も一発勝負の一戦を念頭に置き、自主トレで早めに体をつくったようで、この日の練習を終えた指揮官も「仕上がりが早い選手が多い」と指摘。「半分は体づくりで残りをチームづくりと思っていた」という18~31日の沖縄合宿も「早めにチームづくりに入れる」とプラス材料を口にした。

 クラブもプレーオフ突破へ最善を尽くしている。相手はチョンブリ(タイ)―ヤンゴンU(ミャンマー)戦の勝者で、いずれも温暖な地域から真冬の日本への移動。昨季チョンブリとプレーオフを戦った柏からの情報もあり、寒さに弱いというデータを得て、キックオフ時間を午後7時ではなく、より気温低下が想定される同7時半になるよう大会側に強い要望を出したという。その要望通り開始は同7時半に決定。ピッチ内外で順調に滑り出した城福東京が、プレーオフを突破して最高のスタートを切る。

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2016年1月17日のニュース