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【五輪最終予選】インドネシア 準決勝敗退で五輪切符お預けも…大挙サポーターは試合後に大声援

[ 2024年4月30日 01:42 ]

Uー23アジア杯準決勝   インドネシア0―2ウズベキスタン ( 2024年4月29日    ドーハ )

U―23インドネシア代表のシン・テヨン監督(AP)
Photo By AP

 サッカー男子のパリ五輪最終予選を兼ねたU―23アジア杯カタール大会は29日、同国ドーハで準決勝が行われ、初出場のU―23インドネシア代表がU―23ウズベキスタンに0―2と敗戦。56年メルボルン大会以来68年ぶり五輪切符獲得の行方は、5月3日の3位決定戦までお預けとなった。3位決定戦ではU―23日本代表対U―23イラク代表の敗者と対戦する。

 初出場ながら快進撃を続けるインドネシアは準々決勝で“格上”韓国をPK戦の末に撃破。PK戦では12人目まで突入する激闘を制し、ついに68年ぶりの五輪切符に王手をかけた。

 試合会場には多くのインドネシアサポーターが駆けつけ“完全ホーム”のような雰囲気に。チャンスになれば大歓声。反対に主審が不利な判定を下したり、相手選手がファウルを犯すと大きなブーイングが響いた。

 それでもU―23アジア杯では4大会連続4強入りした地力ある相手に苦戦。前半から劣勢の展開となるも後半17分、ゴール前の混戦からDFフェラーリが押し込むもVAR判定により、直前にオフサイドがあったとして得点は認められなかった。

 すると同23分に失点。ゴール取り消しに落胆した隙をつかれ、自陣左サイドからクロスを入れられると途中出場のFWノルチャエフに左足のダイビングボレーを決められリードを許した。さらに同39分にはDFリドーが一発退場。数的不利になると、その2分後にはフリーキックの流れからオウンゴールで失点した。

 アディショナルタイムは16分という長さだったが反撃できず0―2で敗戦。五輪切符はお預け。それでも詰めかけた大勢のサポーターは試合後もイレブンを鼓舞するような大きな声援を送り続けていた。

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