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日本4発快勝で8強!武蔵先制弾、久保2発 6大会連続五輪へ第1関門突破

[ 2016年1月17日 00:21 ]

<タイ・日本>前半27分、先制ゴールを決めるFW鈴木(左)

 サッカー男子のリオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたU―23アジア選手権第5日は16日、カタールのドーハで1次リーグ4試合が行われ、B組の日本はタイを4―0で下して勝ち点6とし同組2位以内を確定して、サウジアラビアとの最終戦(19日)を待たずに準々決勝進出を決めた。

 6大会連続10度目の本大会出場を狙う日本は、FW浅野を初起用するなど1―0で勝利した北朝鮮との初戦からスタメン6人を入れ替えて臨んだ。立ち上がりの5分はタイに押し込まれるシーンもあったが、浅野、MF豊川らが惜しいシュートを放つなど徐々にペースをつかむ。27分にはMF遠藤の縦パスをFW鈴木が頭でトラップ、その落ち際を相手DFと競り合いながら右足で豪快にゴールを決めて先制点を奪った。

 1―0で前半を折り返し、後半4分にはMF原川の左サイドからのクロスにMF矢島が頭で合わせて追加点。同9分にはPKを与えるピンチもあったが、相手のミスに救われた。同30分には後半途中から出場した久保のゴールで3点目。久保は同39分にも自ら得たPKを決めてこの試合2ゴール。守備陣も最後まで崩れることなく、予選から5試合連続無失点で切り抜けた。

 1次リーグは16チームが4組に分かれ、各組上位2チームが準々決勝に進出。上位3チームが五輪出場権を獲得する。

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