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リオ五輪本大会は1クラブ「3人」まで 招集に人数制限設ける

[ 2016年1月17日 09:10 ]

 U―23日本代表がリオ五輪に出場した場合、Jクラブに関してはOA枠を含めて1クラブ3人までの人数制限を設けることが、16日までに分かった。

 日本協会関係者によれば、昨年11月末に日本協会の強化部会でJクラブ幹部も集まり、方針が固められたという。五輪前の直前合宿を含めると約5試合、クラブの公式戦と日程が重複するため「2人まで」とする案もあったが、日本サッカー界における五輪本大会の重要性を考慮し3枠で落ち着いたもようだ。

 今予選に出場している23人のクラブごとの内訳を見ても鹿島、川崎Fの3人が最多。本大会出場メンバーは18人と、今予選から5人減ることもあり、23歳以下の選手については、ほぼ支障なく選出できる見込みとなる。

 ただ、OA枠について関係者は「個別交渉になる」と話しており、代表側に“拘束力”を持たせない方針。OA枠で選出される選手は、クラブでもトップクラスの主力で、欠かせない戦力である可能性が高い。クラブ側の意向もその時の成績などに左右される可能性があり、日本協会側は難しい交渉を強いられることになりそうだ。

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2016年1月17日のニュース