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米国“なでしこスタイル”で雪辱だ!指揮官「ボール保持の大切さ学んだ」

[ 2015年7月6日 05:30 ]

公式会見に出席した米国代表のエリス監督(右はホリデー)

女子W杯決勝 米国―日本

(7月6日 バンクーバー)
 なでしこに学んだ米国が4年前の雪辱を果たす。日本との過去の対戦成績は23勝6分け1敗と圧倒的。しかし前回大会決勝は延長2―2からPK戦で敗れた(記録は引き分け)。エリス監督はなでしこが女子サッカーの流れを変えたと評価。「日本は前回大会の準々決勝でドイツを破った試合を契機に、ボール保持や技術が試合で大きな要素を占めるということを世界に教えてくれた。過去の日本より、現在の日本に高い敬意を持っている」と語った。

 個人技やパワーに頼った戦い方だけでなく、なでしこ流のポゼッションや守備のプレスを取り入れてプレーに幅が広がった。準決勝でFIFAランク1位のドイツに2―0と完勝したのはその表れで「私たちもボールをキープする能力や、90分間にわたってボールを追ってプレスをかける力量に自信を持っている」と指揮官。またFWワンバックが「前回大会よりも選手同士に強い信頼感を感じる」と言うようにチームワークも向上。宿敵にリベンジして、4大会ぶりで史上最多となる3度目の頂点を勝ち取る。

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2015年7月6日のニュース