岡崎　八百長問題も平常心強調「アジア杯連覇しか考えてない」

ケルン戦の前半、先発出場し攻め込むマインツの岡崎

ブンデスリーガ第１６節 マインツ０―０ケルン

（12月16日）
　１月にオーストラリアで開催されるアジア杯の日本代表に選出されたマインツのＦＷ岡崎が、アギーレ監督の告発問題に揺れる中、平常心を強調した。

　０―０で引き分けた１６日のケルン戦の試合後、取材ゾーンで「いろんなことを言われてるけどアギーレ監督のこともそうだし、雑音は入ってくると思うので。俺らにとってはそういうことの前に代表に入って試合をするというのは、それとはまた別だし。自分たちのやることはいつもと変わらない」と話した。

　現職の代表監督が八百長疑惑で告発されるという前代未聞の事態。それでも動揺せずピッチ上に集中するよう自分自身に言い聞かせていた。「自分たちはアジア杯で連覇しにいくことしか考えてない。個人的にはＷ杯の悔しさがまだ残ってるから」。雑音に惑わされず、日本人選手では０７年大会の高原直泰以来となる得点王を狙う。