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J2岐阜セカンド監督にラモス監督長男 父子鷹で「強化&育成改革」

[ 2014年12月18日 10:43 ]

引退試合で一緒にプレーするラモス瑠偉監督(右)と長男・ファビアノさん

 J2岐阜のセカンドチーム監督にラモス瑠偉監督(57)の長男・ラモス・ファビアノ氏(29)が就任した。18日にクラブが発表した。

 ファビアノ氏はセントメリーズインターナショナルスクールサッカー部やJAPANサッカーカレッジなどでプレー。引退後はカリオカFCあだち(U-12、U-15)や コミエンソ港(東京都男子フットサルリーグ)の監督など歴任した。

 「父と同じクラブで仕事をするのは私の夢の一つでした。尊敬する父がいるFC岐阜での仕事は、皆様からの期待が大きくなるのだと感じます。その期待に少しでもお応えすることが出来るように必死になってがんばります」と意気込んだ。

 瑠偉監督は「息子のファビアノを『FC岐阜SECONDの監督に』という強化部のアイデアは、トップチームとセカンドチームの連携をより良くするための取り組みだと感じます。それは、財政面で厳しい現状の中、強化と育成の両面から改革をしていくという強化部の意思だとも感じます」と親子態勢となることでトップチーム、セカンドチームの連携が良くなると指摘。「厳しい環境を承知で、今回のオファーを受けたファビアノの勇気と決断に拍手を送ります。そして、ここでの厳しい試練を共に乗り越えていってくれることを願っています」と息子にエールを送った。

 Jリーグでは元日本代表監督のイビチャ・オシム氏と長男アマル・オシム氏が同時期に同じクラブ(千葉)で監督、コーチを務めた例がある。

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