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日本“仮想ギリシャ戦”勝利!故障から復帰の内田が千金ゴール

[ 2014年5月27日 21:25 ]

<日本・キプロス>前半、ゴールした内田に駆け寄る香川ら日本イレブン

キリンチャレンジ杯 日本―キプロス

(5月27日 埼玉)
 サッカーの国際親善試合、キリン・チャンレンジカップは27日、埼玉スタジアムで行われ、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会に向けた壮行試合となる日本はキプロスと対戦し、2月9日以来の実戦復帰を果たしたDF内田篤人のゴールで1―0と勝利を収めた。

 FIFAランキングは日本が47位で、キプロスは130位だが、W杯1次リーグで対戦するギリシャを仮想した試合。日本は21日から5日間、鹿児島県指宿市で合宿を行い、疲労のピークにあったため、動きは鈍かったものの、MF本田圭佑、香川真司らが先発出場。また、内田が右太腿裏を肉離れした2月9日以来の実戦復帰を果たしたのを始め、後半からは右膝故障のMF長谷部誠、左膝ケガのDF吉田麻也も出場。後半13分には2年3か月ぶりの代表戦となるFW大久保嘉人も出場した。

 試合は日本ボールでキックオフ。前半動きが重い日本は、なかなかキプロスの守備を崩せない。前半の終盤にキプロスのゴールに何度も攻め入り、ようやく前半43分、岡崎のパスを受けた香川がシュート。これは相手GKに弾かれるが、こぼれ球を内田がシュート。1度は弾かれたが、再び押し込み先制。ようやく均衡を崩した。

 後半、日本は故障明けの長谷部、吉田を投入。さらに後半13分には大久保が出場。柿谷に代わってワントップの位置に入った。何度もキプロスゴールを攻めたが、柿谷のシュートがGKの好守に阻まれ、大久保や香川のミドルシュートも決まらず1―0で試合を終えた。

 チームは29日に直前合宿地の米国へ出発。現地でコスタリカ、ザンビアと2試合の強化試合を経てブラジルへ移動。6月14日にW杯グループリーグ初戦となるコートジボワール戦、19日にギリシャ戦、24日にコロンビア戦を行う。

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