岩清水「アジアと世界の戦い方違う」Ｗ杯連覇へ切り替え

帰国した岩清水（左）

　ベトナムで行われた女子アジア杯で初優勝したなでしこジャパンが２６日、報道陣含め３００人に出迎えられて羽田空港着の航空機で帰国した。

　準決勝、決勝と２戦連続で勝ち越しのヘディング弾を決めたＤＦ岩清水（日テレ）は「チームに戻って日々精進していくだけ」と話し、早くも連覇を狙う来年６月のＷ杯カナダ大会に切り替えた。オーストラリアとの決勝後は、友人から得点シーンの動画をメールで受信。「よく決められたなあ」と一度は感慨に浸ったというが、「アジアと世界の戦い方は違う」と世界の強豪に勝る武器を再び模索していく考えだ。

　決勝と同じ２５日には地元の岩手県滝沢市でアイドルグループＡＫＢ４８のメンバーらが切りつけられる事件が発生した。岩清水は「事件とかけ離れた市だったのでビックリした」と驚きながらも、地元には「いいニュースを届けられた」と話した。