山口が先制起点パス　森重も納得プレー　共にフル出場

キリンチャレンジ杯 日本１―０キプロス

（5月27日 埼玉）
　負傷明けの長谷部、吉田のポジションで先発した山口、森重がフル出場した。先制点の起点となるパスを出した守備的ＭＦの山口は「１タッチ、２タッチで早く動かすことを意識した」と持ち味を発揮した。

　センターバックの森重は前半、相手のロングボールを豪快なヘディングではね返し、本田の好機につなげた。積極的に縦パスを狙う姿勢も光り「ボールを持ったら右サイドからパスを供給していくのを意識してやった」と自らのプレーに納得した様子だった。

　▼清武の話　嘉人さん（大久保）に当ててリズムをつくるシーンを増やせればいい。１点じゃ物足りない試合だけど、出発前にしっかり勝てたのはよかった。

　▼川島の話　もっとよくできたとは思う。実際に（代表で）試合をするのは久しぶりで、立ち上がりはかみ合わなかった。

　▼伊野波の話　佑都（長友）が打撲したので途中から出る準備はしていた。代表で左サイドバックは久しぶり。監督にはバランスを見てやれと言われ、クローザーの役割が与えられた。