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ザック監督 頭の切れを見せろ「体の切れは強要できない」

[ 2014年5月27日 05:30 ]

(前列左から)斎藤、長友、内田、ザッケローニ監督、大久保、香川、清武(中列左から)森重、岡崎、本田、柿谷、伊野波、山口、青山、遠藤、酒井高、長谷部(後列左から)酒井宏、吉田、西川、川島、権田、大迫、今野

キリンチャレンジカップ2014 日本―キプロス

(5月27日 埼玉)
 日本代表のザッケローニ監督は選手に対し「頭の切れ」を要求した。

 21~25日の指宿合宿では2部練習を敢行するなど主に体力面を強化。前日練習はサッカーバレーのみと軽めのメニューだったが、指揮官は「体の切れは強要できない」とした上で「選手にはより頭のスピードを使うよう要求したい」と話した。体が重い分、普段以上に頭を使って素早くプレーを選択するよう求めた形だ。

 対戦相手のキプロスに関しては「ギリシャととても似ている。コンパクトでアグレッシブ。なおかつカウンターも鋭い」と印象を語った。「W杯初戦にトップコンディションに持っていくことが大事」と6月14日のコートジボワール戦に全ての照準を合わせているが、ギリシャとは第2戦で対戦するだけに「自分たちのサッカーがどれだけ繰り出せるか」と“仮想ギリシャ”となる一戦のポイントを強調した。

 ザックジャパンは埼玉スタジアムで5勝1分けと無敗。指揮官も「ここでの数々の成功を私も忘れないだろう」と言う。頭の切れを使って埼スタ無敗を守り、本大会に弾みをつける。

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2014年5月27日のニュース