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八百長試合めぐり実刑判決 中国の元協会幹部、元代表選手ら

[ 2012年6月13日 13:02 ]

 中国プロサッカーの八百長事件で、中国遼寧省の4カ所の中級人民法院(地裁)は13日、収賄罪などに問われた中国サッカー協会の元幹部や選手ら計11人に最高で懲役10年6月の有罪判決を言い渡した。新華社が伝えた。

 ニュースサイト「博訊」(本部米国)は重慶市トップを解任された薄熙来氏が今回有罪認定された事件をめぐるサッカー賭博で利益を上げていたと伝えているが、新華社は薄氏との関連に触れていない。

 同省丹東市の中級人民法院は、重慶市のサッカーチームが勝つよう審判員に八百長を持ち掛けて現金を渡したとして、贈賄罪でチームの元幹部と同市サッカー協会の元事務局長にそれぞれ懲役2年、執行猶予2年の有罪判決を言い渡した。

 また、別の人民法院では、中国サッカー協会の元副会長、南勇被告が収賄罪で懲役10年6月の有罪判決を受けたほか、元代表選手4人が懲役5年6月~6年を言い渡された。(共同)

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2012年6月13日のニュース