×

歓声とブーイング…ポーランドVSロシア 因縁の対決に騒然

[ 2012年6月13日 09:13 ]

欧州選手権グループA ポーランド1―1ロシア

(6月12日 ワルシャワ)
 開催国ポーランドと、かつて同国を支配した歴史があるロシアとの激突。ワルシャワで行われた一戦には5万6千人の観衆が集まり、試合前にはスタジアムの外でサポーター同士が衝突。けが人が出る騒動も起きた。スタジアムには武装警官が多く配置され、怒号のような歓声とブーイングがこだまする中、試合が開催された。

 ポーランドは0―1の後半12分、MFブラシュチコフスキの鮮やかな左足シュートで追い付いた。主将としてチームを率いる背番号16は「試合のことで頭がいっぱいだったから、外で何があったかは分からない。とにかくこの勝ち点は大きい」と、結果を前向きにとらえた。

 勝てばロシアの1次リーグ突破が決まっていただけに、オランダ人のアドフォカート監督は「試合前に何が起きたか知らないし、知る必要もない。ロシアの方がいいチームだった」と、試合後も硬い表情を崩さなかった。(共同)

続きを表示

2012年6月13日のニュース