×

鹿島 クラブ通算14個目のタイトル 10年後も清水を返り討ち 

[ 2011年1月1日 15:58 ]

4度目の優勝を果たし、天皇杯を掲げる鹿島イレブン

 サッカー日本一を決める第90回天皇杯全日本選手権最終日は1日、東京・国立競技場で決勝を行い、J1同士の対戦は鹿島が清水を2―1で下し、3大会ぶり4度目の優勝を果たした。鹿島は今季初のタイトル獲得で、来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得した。

 鹿島は前半26分、小笠原の左CKをフェリペ・ガブリエルが頭で合わせて先制。後半は清水の攻勢に遭い、追い付かれたが、後半32分に野沢がゴール正面からのFKを直接決め、9大会ぶりの優勝を狙った清水を振り切った。
 鹿島はクラブ創設以来のリーグ戦、ナビスコ杯と合わせた獲得タイトル数は14個目。01年1月1日の第80回大会決勝で延長の末に退けた清水を返り討ちにした。2月26日の富士ゼロックス・スーパーカップでJ1王者の名古屋と対戦する。

 ▽オリベイラ・鹿島監督の話 リーグ戦は残念な結果だった。シーズンを通してタイトルを取れずに終わるのは納得できなかったので、優勝で締めくくれてうれしい。

 ▽長谷川健太・清水監督の話 前半はばたつく間に圧力をかけられて、何もさせてもらえなかった。結果を見ると、したたかな鹿島にやられた形になると思うが、悔いはない。

続きを表示

2011年1月1日のニュース