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独移籍決定的・岡崎“清水有終ゴール”狙う

[ 2011年1月1日 06:00 ]

天皇杯決勝の前日練習に余念がない清水・岡崎。左は長谷川監督

 【天皇杯決勝】ドイツ1部シュツットガルトへの移籍が決定的な清水の日本代表FW岡崎慎司(24)が、自身初のタイトルを置き土産にする。プロ1年目の06年1月1日の天皇杯決勝(対浦和)で公式戦初先発。清水で最後の試合も天皇杯決勝となることが確実となり「運命を感じますね」とつぶやいた。「(5年前は)意外にできたかなと思うけど、点を取らないとFWはインパクトが残らない」と、今回は結果にこだわる。

 昨年12月29日の準決勝G大阪戦で左足を負傷した主将のMF兵働は同30日に検査を受けた結果、左足首捻挫および左第5中足骨骨折と診断され決勝は欠場することになった。また長谷川監督、選手12人らが今季限りでチームを去ることが内定している。同監督は「チームは団結している。鹿島に策を練っても通用しない。すべてを出し切るだけ」とメンタル勝負を強調。岡崎も「ここまできたら優勝しなければ意味がない」。鹿島に敗れて準優勝に終わった第80回大会決勝の借りを返し、清水での有終の美を飾る決意を示した。

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2011年1月1日のニュース